この統計表で分かること
この統計表は、農林水産省が実施する牛乳乳製品統計調査のうち、平成28年牛乳乳製品統計として公表された確報の一部で、乳製品の生産量を全国単位で累年的にまとめたものです。乳業メーカーなどが生産するバターやチーズ、脱脂粉乳といった乳製品について、どれだけの量が生産されてきたかを時系列で把握できる構成になっていると考えられます。累年統計表という位置づけのため、単年度の数値だけでなく、複数年にわたる推移を並べて確認できる点が特徴です。
統計表の構成
この表は全国を対象範囲としており、都道府県別の内訳ではなく、日本全体としての乳製品生産量の動きを追う形になっています。調査時点は2016年1月とされていますが、累年統計表という性質上、単一時点のスナップショットではなく、過去から一定期間にわたる生産量のデータが年ごとに並んでいる形式になっていると読み取れます。品目については、乳製品全般を対象としており、バターやチーズなど個別の品目区分ごとに集計されている可能性があります。具体的な区分の粒度は表を開いて確認する必要があります。
どんな調べ物に使えるか
この統計表は、乳製品の国内生産の長期的な傾向を把握したい場合に参照先となります。例えば、乳業や酪農関連の市場動向を調べる実務者にとっては、特定の乳製品の生産量が年々どのように推移してきたかを確認する基礎資料になります。研究者にとっては、酪農政策や食料自給率、乳製品の需給構造を論じる際の一次データとして引用できます。また、他の統計、例えば牛乳等生産量や飼料価格、輸入乳製品の統計と組み合わせることで、国内生産と輸入の関係や、生乳から乳製品への仕向け動向を分析する材料としても活用できると考えられます。企画書や報告書で乳製品市場の背景を説明する際に、公的な裏付けとして数値を引用する用途にも向いています。
データの見方の注意点
この統計表を利用する際には、いくつか注意すべき点があります。まず、調査時点が2016年1月とされている一方で、e-Stat上の最終更新日は2026年7月28日となっており、更新日が調査時点よりかなり後になっています。これは確報として後日整理された、あるいはシステム上の登録日と実際の調査対象期間が異なることによるものと考えられるため、表を開いた際には対象年やデータの範囲を必ず確認することが必要です。累年統計表は複数年のデータをまとめて収録している性質上、年によって集計方法や品目区分が変更されている場合があります。過去の数値と単純に比較する際には、脚注や注記に集計方法の変更が記載されていないか確認することをおすすめします。また、この表は全国計であるため、地域別の生産動向を知りたい場合は、別途都道府県別の統計表を参照する必要があります。分野区分は農林水産業とされていますが、これはあくまで整理上の区分であり、統計の公式な分類体系とは異なる場合がある点にも留意してください。
ご利用にあたって
掲載内容は各省庁が公表する統計データに基づくものであり、統計の解釈・分析は編集部独自の見解を含みます。正確な数値は公表元の統計データを直接ご確認ください。