この統計表で何が分かるか

出入国管理統計は、法務省が入国審査・在留資格審査・退去強制手続などの実施状況をまとめている統計です。このうち「入国審査手続 港別 通過上陸許可を受けた外国人の国籍・地域」は、日本の港(空港・海港)で通過上陸の許可を受けた外国人の人数を、国籍・地域や港別に集計したものです。通過上陸許可とは、外国人が乗ってきた船舶や航空機を一時的に離れ、次の乗り継ぎなどのために日本国内を経由することを認める許可を指します。入国そのものを目的とした一般的な入国審査とは区別される手続きである点が特徴です。

今回取り上げる数値は、港:総数、国籍・地域:総数という条件で、表章項目「通過上陸許可を受けた外国人」の人数を月別に集計したものです。港や国籍・地域を絞り込んだ内訳は別途集計されているとみられますが、ここでは全体の総数のみを扱います。

出入国管理統計 入国審査・在留資格審査・退去強制手続等 入国審査手続 港別 通過上陸許可を受けた外国人の国籍・地域港: 総数 / 国籍・地域: 総数 / 表章項目: 通過上陸許可を受けた外国人。2025年4月から2026年5月までの推移。268人から357人へ変化。1752873995116232025年4月2025年7月2025年9月2025年12月2026年2月2026年5月2025年4月: 268人2025年5月: 462人2025年6月: 454人2025年7月: 570人2025年8月: 586人2025年9月: 383人2025年10月: 290人2025年11月: 212人2025年12月: 519人2026年1月: 576人2026年2月: 389人2026年3月: 290人2026年4月: 264人2026年5月: 357人268357
港: 総数 / 国籍・地域: 総数 / 表章項目: 通過上陸許可を受けた外国人 / 単位: 人 / 縦軸は0から始まっていません
数値データを表で見る
時点値(人)
2025年4月268
2025年5月462
2025年6月454
2025年7月570
2025年8月586
2025年9月383
2025年10月290
2025年11月212
2025年12月519
2026年1月576
2026年2月389
2026年3月290
2026年4月264
2026年5月357

数値データの読み取り

2025年4月から2026年5月までの月別の人数を見ると、268人(2025年4月)から586人(2025年8月)までの範囲で変動しています。月別の値を並べると次のようになります。

  • 2025年4月: 268人
  • 2025年5月: 462人
  • 2025年6月: 454人
  • 2025年7月: 570人
  • 2025年8月: 586人
  • 2025年9月: 383人
  • 2025年10月: 290人
  • 2025年11月: 212人
  • 2025年12月: 519人
  • 2026年1月: 576人
  • 2026年2月: 389人
  • 2026年3月: 290人
  • 2026年4月: 264人
  • 2026年5月: 357人

2025年8月に586人と最も多く、2025年11月に212人と最も少なくなっています。夏場(7〜8月)と年末年始(12月〜1月)にかけて増える一方、秋(9〜11月)にかけて減少する傾向が見られますが、対象期間が1年強にとどまるため、これが季節的な傾向なのか単年の動きなのかは、この期間の数値だけでは判断できません。全体を通じて数百人規模の水準で推移しており、大きな増減があるわけではないと読み取れます。

どんな調べ物に使えるか

この統計表は、通過上陸許可という特定の入国審査手続きの利用状況を時系列で把握したい場合に使えます。例えば、空港・海港での乗り継ぎ需要の動向を調べる研究や、出入国管理行政の実務資料として、月ごとの手続き件数の推移を確認する用途が考えられます。また、港別や国籍・地域別の内訳データと組み合わせれば、特定の港における通過上陸許可の利用状況や、どの国籍・地域の利用が多いかといった、より詳細な分析にもつながります。

データの見方の注意点

この記事で示した数値は、港・国籍・地域をいずれも「総数」で見た全体の人数です。特定の港や国籍・地域に絞った数値ではないため、個別の空港・海港の状況や特定国籍の動向を知りたい場合は、該当する条件で改めて抽出する必要があります。

また、通過上陸許可を受けた外国人の数は、一般の入国審査で入国した外国人数とは別の指標です。訪日外国人数や入国者数全体を表すものではない点に注意してください。調査時点は2026年5月で、e-Stat上の最終更新日は2026年7月24日です。今後の更新で過去の値が修正される場合もあるため、時系列で比較する際は、その都度最新の公表値を確認することをおすすめします。

ご利用にあたって

掲載内容は各省庁が公表する統計データに基づくものであり、統計の解釈・分析は編集部独自の見解を含みます。正確な数値は公表元の統計データを直接ご確認ください。